1978-06-08 第84回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
○政府委員(藍原義邦君) ただいま国有林の過去におきます伐採についての御質問ございましたけれども、戦後国有林が林政統一になりまして、北海道国有林あるいは御料林それから国有林等々が一緒になりまして、昭和二十二年から国有林野事業特別会計として発足したわけでございますが、戦後御存じのとおり、復興あるいは経済成長ということで国内の木材の需要量が非常に急激に増大してまいっておりまして、昭和三十年代まではほとんどの
○政府委員(藍原義邦君) ただいま国有林の過去におきます伐採についての御質問ございましたけれども、戦後国有林が林政統一になりまして、北海道国有林あるいは御料林それから国有林等々が一緒になりまして、昭和二十二年から国有林野事業特別会計として発足したわけでございますが、戦後御存じのとおり、復興あるいは経済成長ということで国内の木材の需要量が非常に急激に増大してまいっておりまして、昭和三十年代まではほとんどの
○後藤説明員 私、先ほど申し上げましたように、今回の北海道五局の再編整備は、北海道国有林の統一的な管理経営をさらに進めるという見地から、北海道全域にわたるような企画調整事務、人事、研修、監査という事務の一部を札幌に集中いたしまして、統一的、効率的な事業実行体制をつくるということでございます。
このような山をめぐる重大な情勢の中で、農林省設置法の改正の本案の内容の中で、とりわけ注目されるのは、北海道国有林を所管する五つの営林局のうち、四つの営林局を本年度中に廃止し、支局に格下げするということであります。さらに関連して、農林大臣告示で行われる全国営林署の一割、すなわち三十五営林署の廃止の計画であります。
次に、昭和二十九年北海道国有林に激害を与えました風倒木の処理状況並びに北海道国有林の現状と今後における経営の方向について御報告を申し上げます。
説明によりますと、東北から北海道、国有林の多いところ、こういうところでは足りないところはことしは特別交付税でやる、あるいは一般交付税におきましても、税収入がそれだけ減ればそのうち七割というものは補てんされるというふうなことであります。
歳入予算のもととなりまする伐採量につきましては、昭和二十九年に発生いたしました北海道風倒木処理が三十二年度をもってひとまず終了いたしましたので、この処理期間中の内地国有林の節伐方針を変更いたしまして、内地国有林の調整年伐量三千四百八十九万四千石と、北海道国有林調整年伐量二千二百八十二万石をもって伐採の標準量といたし、その結果は調整外の伐採量三百四十六万九千石を含めまして、六千百十八万三千石となったのであります
北海道国有林においては、天然力を利用して伐出をする方式が長い間とられておったわけであります。従って冬の雪上伐採をして、春の雪解けを利用して下流にこれを流して参る。要するに水流を利用して伐出をする。ところがこういうようなことに主たる生産手段を依存しておったのでは、あの膨大な処理はできないということからいたしまして、あの期間中に相当組織的、しかも計画的な陸送手段の開設に努めたわけであります。
次に、国有林の治山事業につきましては、北海道国有林の風倒被害に伴いまする地すべり性崩壊の緊急復旧と拡大防止を重点的に実施いたす計画でございます。